五頭山塊 金鉢山(888.4M)荒川山登山道〜松平山から下山
・・・・飯豊連峰前衛の山々〜飯豊連峰主稜線の季節限定の展望台・・・・

小さくて見えないですね ピーカンでした 晴天域です 荒川山登山道 金鉢山々頂直下 飯豊連峰
カナホコ 小野さんとOIIさん 良い日です 遠藤さんらご一行 カナホコが小さい 少年自然の家の前


日 時 平成19年02月25日(日)  
参加者 JJφNEN(石井)さん、JGφOPL(高橋)さん、JEφPJY(藤井) さんJIφOII(田邊)さん 、小野さん、JJφLTQ(私)
     現地合流・・・遠藤さん、五十嵐さん、大河原さん、阿部さん
行き先 五頭山塊 金鉢山・・・・の予定が会の遠藤さん達と合流して松平下山コースへ変更。
天 候  晴れ
気 温 25日 −0.2度〜5.6度 (気象データは新潟)現地は−4℃位
風 速 1M〜5M (気象データは新潟) 
風 向 南南東〜東〜北東
目 的 金鉢山登山
装 備 日帰り冬山
登はん用具:ピッケル・アイゼン(アイゼンは使用せず)
冬山として、ワカン Wストックを使用
ナビ用品:GPS・地図・シルバコンパス・マップポインター
防寒具:カッパで代用・フリース
飲み物:水 1.0L  ポカリスエット500ml
食料品 ハイカロリーぜリー2個 インスタントラーメン1個 調理パン3個
その他 嗜好品等
残 量 なし

コースタイム 事柄 備考
06:00分 五十公野発
06:18分 剣竜峡道路脇の駐車スペース着(140m)
06:31分 駐車地点を出発
06:45分 奥の院(200m)
08:37分 コマタピーク(630m) 400m以下は積雪は無し 気温ー5℃
09:55分 金鉢山々頂(888.4m)飯豊連峰の絶景
10:10分 カナホコ頂上着
10:27分 カナホコ頂上発 急遽、松平まで行く事に。ザックを取りに戻る。
10:39分 金鉢山々頂着
11:05分 昼食
11:56分 昼食地点発(852m)
12:40分 松平山(953.9m)
13:00分 松平山発
13:43分 山葵山着(693m)
14:02分 山葵山発
14:25分 ワカンを外す(500m)
14:57分 遊歩道へ下る(334m)
15:02分 遊歩道へ合流
15:23分 少年自然の家着(140m) NENさんが車を取りに大河原さんの車で剣竜峡へ
16:50分 五十公野着

データ
TP積算距離    13.0KM
TP移動時間    4時間45分
移動平均速度    2.7KM
全体平均速度    1.6KM
総上昇量      1,379M
以上GPSデータ

概略
2月は第一土日に八ヶ岳へアイスへ行き、翌週はOFF。で、先週は東京へ行っていたので久しぶりの登山。行き先を考えていたらNENさんから金鉢山のお誘い。当初、スノーアンカーのテストを考えていたけれど雪が少ないので別機会にしてお気楽スタイル。そうしたら、当日朝、PJYさんからコンビニで遠藤さんら4名が金鉢に向かう事を聞く。さて良い天気の中どうなりますか?




記録

朝、目覚まし時計に勝った。寒い朝だ。熱いお茶を飲んで眼を覚ます。ご飯を食べて、インターネットで天気図、アメダス等を確認してもしかしてと思い、アイゼンをザックに放り込む。メールもチェックするとNENさんからで、集合場所には、私とPJYさん、小野さんの3名で登山口へ向かえとなっている。

集合場所に行く前に、コンビニに寄ると、PJYさんが買い物中。遠藤さんら数名が金鉢に入るとのこと。ありゃ偶然。集合場所で私の車に荷物を積めて登山口に向かう。今朝は放射冷却のため路面も凍結している。剣竜峡のWC近くの駐車スペース行くと、既にNENさんの車は既に到着していて準備を始めていた。隣に車を停めて急いで準備をして荒川川に架かる橋を渡り荒川山登山道へ向かう。

登山道は、落葉の上に雪が薄っすら雪化粧。溶けた雪が凍り滑りやすい。キツツキが軽快なドラミング音を響かせる。少しずつ高度が上がり、日本海が見えてくる。このコースは晩秋か春早い頃が良いだろう。標高が400mを超えると雪を踏む感じになるが、凍結していて滑らないように注意して歩く。焼山付近で山座同定を楽しむ。

コマタに到着して食事を摂っていると、遠藤さん一行が到着。先行してコマタを離れる。ひと登りして南東に方向を変える。金鉢山にストレートに向く感じになるが、高度は上がらない。標高700m位まではダラダラとした水平移動の様なイメージだ。こういう効率の悪い登りはあまり好きではない。標高700m位〜山頂の888mまでは気持ちよく高度を上げる。この辺まで来ると、飯豊がド〜ンと見えてくる。雪面が急になり硬くなってきたのでこれまで、トップを歩いてきた、小野さんに代わりピッケルを持つPJYさんが先行する。所々にカッティングを入れて登る。私はラストで、振り返りながら赤布を着けながら登る。気持ち良い登りだ。

金鉢山の山頂手前の広場に出ると、二王子、焼峰、蒜場等飯豊連峰前衛の山々から飯豊連峰主稜部が視界に飛び込んでくる。息を呑むようなスケールだ。とても標高からは想像のできない光景だ。しばし見とれるが先に進む。僅かに登ると金鉢山山頂だ。

山頂で一休みすると動きたくなくなるので、さっさとピッケルだけを手にカナホコに向かう。気持ちの良い斜面をキックステップ、ピッケルでカッティングしたりして進む。東側の雪面はスノーボールが転がっているが安定しているようだ。カナホコで皆さんと山座同定などをしているうちに、遠藤さんらが到着。
遠藤さん達は、松平山経由で下山とのこと。我々にもどうせなら行こう。とお誘いを受ける。車を1台剣龍峡まで取りに行くため送るので車は心配要らないから行こうとの事。何だかんだ云いながら結局、お誘いに甘える事にする。

一度金鉢まで戻りザックを回収してカナホコまで登り返し遠藤さんらを追う。途中からワカンを着けた。程なく、皆さんの昼食場所に到着。早速、我々も食事の準備にとりかかる。天気は上々、風も穏やかで楽しい食事を楽しんだ。
重くなった腰を上げて、松平山を目指す。振り返るとカナホコが随分小さく見える。松平山からは東の遠くには磐梯山の山頂部、南の遠くには、粟ヶ岳更に奥には守門岳、南東側には銀次郎、矢筈、青里、御神楽等の会越後が何処までも果てしなく続いているように見える。

松平山から方向を西に変えて下山に。ここから先は少し薮が細かい所も少しある。また、松平山は道路から奥に位置しているため標高の割りに前途は長い。山葵山を過ぎて暫くした所で、雪も無くなり、ワカンを外しフカフカの枯葉の上を下る。
小さな登りを挟みながら下るのでなかなか高度が下がらない。いい加減に飽きてきた頃南に方向を変えて直ぐに遊歩道に合流し少年自然の家を目指す。少年自然の家で遠藤さんらは帰途へ、その車にNENさんが同乗し剣竜峡まで行って、再び少年自然の家まで我々を迎え頂き、再び剣竜峡に向かい、私の車に荷物等を振分け分乗してここでパーティーは解散とした。
五十公野で清算して、帰途についた。

本当に、良いお天気のなか、一日タップリと遊んだ。
皆さん、ありがとうございました。

PS,いや〜テスト用のスノーアンカー、ロープ、ガチャ類を持って行かなくて良かったあ。



以前の記録へ戻る

トップページへ戻る